お便り

書簡(島本和則様)

西川祐子様

この度は、玉塚 充様を通じてお知り合いになりましたこと大変嬉しく存じます。同時に日頃、小生のインスタグラム投稿作品に”いいね”していただきまして有難うございます。ここに,日々、師が投稿されておいでの”花の作品”についてと先日、拝見させて頂き感激した日本舞踊への気持ちを記しましたのでお目を通して頂ければ幸いです。

下記は私が主催しておりますSOA(ソフィアオーソドンチックアカデミー)のニュースレターの原稿にしたいと思っています。

私は最近,更に大宇宙理法について、「気付き、感じ、感応したことを常に喜び、絶えず祈り、すべてのことに感謝する」ように心がけています。特に大宇宙の理法の中で人生に関して次元が重要な要因を成していることを感じます。

今回は次元の高い御方にお目にかかった喜びをお知らせしたいと思います。

ふとしたきっかけで、インスタグラムを始めました。そんな、或る日、私が投稿した作品に“いいね”をしていただいた方の花の写真の素晴らしいこと。正に「花の精聖」か と思われる次元の高い(相当修行された示現)神仏の次元を示すものでした。

ご縁は不思議なもので、同様に“いいね”をしてくださる方に息子の同級生でやはり次元の高いお方で、ご活躍している玉塚充様が企画した日本舞踊と舞踏をボンドした”清姫コンフィデンシャル“を開催されるのでと御招きいただき、日本舞踊を舞われるのが西川祐子師で“いいね”をしていただく方と知り、息子の勧めもあり観賞させていただきました。

お香の充満するお寺の御堂に舞踊と唄と三味線とでの萩江「鐘の岬」と、日本舞踊と舞踏とバヨリンによる、創作舞踊「清姫」共演は素晴らしく、特に日本舞踊の師の御姿はその御姿を包むように素晴らしいオーラの輝きで、その場に居合わす人々を、次元の高い時空の世界へと導かれる時間でした。

当日、終了後、玉塚様のご配慮で西川祐子師をご紹介していただき、やはり私が想像していた通りで、舞っておいでの時と、通常の時も変わらない次元の高い御方でした。と言うのは日頃インスタグラムに投稿されておいでの写真の次元の高さは次元の高い方が撮影されたものだったのです。これからお花を初め、いろいろなもので次元の高いものをご披露頂けるかと楽しみが増えました。

(以上SOAニュースレター原稿予定)

ここで私から質問させていただきます。今回のように御仏が見守る本堂と大舞台で舞われる違いがありますか?ご自身のみで舞われる時と、相方がいる場合とではどうですか?

お答えいただけたら幸いです。

益々のご発展祈念申し上げます。            

敬具

島本 和則
(ソフィア歯列矯正歯科医院・顧問)

コメント

    • 匿名
    • 2023.05.30 1:33pm

    島本 和則 様

     お便り有難うございました。見ず知らずの方のインスタグラムが心に残り、フォローし、ご本人にお目にかかれ、お便りをいただけることとなろうとは、世の中の進歩の速さにびっくりしております。変化の速い日々の生活ですが、毎朝島本様の投稿を拝見し、立ち止まる時間が生まれていることに重ねて感謝申し上げます。
     
    2023年3月末の「清姫コンフィデンシャル」をご覧くださっての二つのご質問にお答え申し上げます。
    ①  劇場ではなく寺院、しかも仏像の前での上演について:
    御仏の像のある内陣は、通常立ち入れない場と理解しております。神妙な気持ちで踊らせていただいておりましたが、仏様に見守られている安心感がございました。とはいえ、劇場空間のように作り上げられた空間ではないので、そこを逆手にとってどのような表現ができるかが課題でした。
    ②  共演者の有無について:
    舞踊は、役の感情や思いを舞踊家の心の躍動に乗せ身体表現をいたしますので、例えば恋心を表現するのに、思いを寄せる人がいるつもりで踊るより、具体的であった方が観る方にも舞踊家自身にも作品内容の理解が進むように思います。今回ご一緒した松岡様は舞踏という、日本舞踊とは異なる表現の型を持っている方でしたので、私の日本舞踊の表現で清姫の心情を、先ずは共演者の松岡様に伝えられるのか、そして観客の皆様に伝えきれているのか… 松岡様も同様に思われていたようで… 稽古・公演を通して毎回正解を探り続けるスリリングな作品作りとなりました。

    頂いたご質問の答えになっているでしょうか? また舞踊をご覧いただけましたらと、心より願っております。天候不順な季節に向かいますが、どうぞご自愛の上益々ご活躍くださいませ。

    西川祐子

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