祐子の会

影媛

ダイジェスト版(約4分)

本編(約20分)はこちら

祐子の会
令和元年11月22日(金)午後6時半開場 7時開演
於・三宅坂 国立劇(小劇場)

<感謝>
当公演にご出席下さいました吉井健太郎氏始め邦楽諸師のお力添えに重ねて御礼申し上げます。

影媛
J・Sバッハ「無伴奏チェロ組曲二番ニ短調」より
西川祐子 構成・振付
かずはじめ 作詞
都 了中  節付

西川祐子
コロス 西川扇重郎
    西川一右
チェロ 吉井健太郎
浄瑠璃 都 丁中
    杵屋佐喜

豪族 物部氏の巫女・影媛を巡り後の武烈天皇となる皇太子と平群鮪は争ったが、媛の心は鮪に傾いていた。怒った皇太子は鮪を攻め殺害した。恋人の身を案じ媛は泣きながら鮪の元へと走ったが、時既に遅く…。
本作品は日本書記に伝わる媛の哀傷歌から創意を得、死をも恐れず、愛を貫いた影媛の生き方を描いています。
(かずはじめ)

影媛 歌詞
一、葬列 前奏曲
嗚呼~~~ 弔わん 愛しき夫(ひと) 粛々と
影や影 日光に糾う表裏一体おもかげ
飯盛り 水満たして 粛々と ~
石の上 布留 高橋 大宅 春日
光暗々 草木悄々 鳥よちちちち
泣きそぼつ 泣きぬれど
嘆くまじ 頭上げて 凛として
天知れ 地知れ いちしろく 人皆知るや 恋の行末
石の上 布留 高橋 大宅 春日
つまごもる小佐保すぎゆき ここは奈良山 墓どころ

二、回想 アルマンド
偲ぶ思いは つらつらと まほろばの 陽さんさんと
春うらら 山柴木明 水清し
神杉、樗、橡、松襲ね 緑彩なす花綿
(咲くや初花)勾玉、明鏡、榊の舞
平群大臣の嫡男 鮪大丈夫
契りしことの浅からず 心通わす言霊
咲くや木の花 色まして
時の皇太子の 邪な求愛になづみ
拒むもはばかれ 変わるまじ想い人
「いざや いざや 海石榴市の歌垣」

三、歌垣 サラバンド
言霊は風に舞ひ 空をきる お互いにゆずらぬ掛け合い
賑々しく 賑わう中
皇太子
琴頭に 末居る影媛玉なれば あが慾る玉の鮑白玉
情欲のくるぼしく いと おそろし
鮪大丈夫
大君の 御帯倭文服結び垂れ 誰やし人も想思はなくに
一触即発 二人の仲に分け立ちて
影媛
天道なれや 我はたわやめ 恋しきは鮪大丈夫 唯一人

四、戦火 クーラント
「太子は怒りにふるえ赤ら顔 大逆だ 鮪を殺せ」
貝吹き鳴らし 矛を向け
追いおとし 追いおとし めらめらと~~
追いおとされて かいなき骸

五、悲嘆  メヌエット
天道 是非なし 弔わん 愛しき夫を
天知る 地知る 我知る 人知る
天を怨みず 人も尤めず ゆうゆうと

六、再生 ジーク
日の本は 燦々たり 空青々 海青々
風爽々 木々青々 凜々 凜と

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